2016年07月19日

テークバックを左手のコックと右腕の肘を曲げることから始動する

ここのところずっと20ヤード30ヤードのアプローチに練習の大半の時間を費やしています。

というのも、58度や56度のウェッジでアプローチショットで良い音で高くやわらかい球が出る日は

ショートアイアンもロングアイアンもドライバーも、すべてのショットが調子良いからです。

そんなアプローチ漬けの日々の中で気付いた事は、高くやわらかい球を打つためには

左手のコックと、右腕の肘を折る動作でテークバックを行うことが私の感覚の中で必要な

事だということがわかってきました。

なんだ、アーリーコックか、それなら前から意識してるよと。

思われる方も多いかと思いますが、今回 私が気付いたのは、

左手コックと右肘の屈曲をほぼ同時に行うことと、

本当にそれ以外の腕を振ろうとする意識を一切捨てることです。

左手のコックを自分側に自然に折るのと、

右腕の肘の屈曲を自分側に自然に折る

たったこれだけでやわらく高い芯をとらえた打球がウエッジで打てます。

ただ、本当に気をつけなければいけない事は、

少しでも腕を振ろうという意識をもってしまうと、トップやダフリが発生してしまい

ボールをつかまえることはできないようになってしまいます。

コックと屈曲を自然に行うだけで、クラブが勝手にスイングの動作になります。

これはクラブの本来の性能のようなのです。

コックと屈曲だけでスイングが完成するわけがないじゃないかと

不思議に思う方もいると思いますが、

たったそれだけで、テークバックの半分以上が完成してしまうんです。

アプローチの時は手首と肘だけで、ハーフショットからフルショットの際は

左肩を入れていくことでパワーをコントロールできます。

フルショットの際はヘソの回転の意識で体を回してパワーをコントロールすることもできます。

とにかく、始動の際に左手コックと右腕の屈曲だけを意識する。

私の場合は、左手コックのほうを強めに意識してテークバックしたほうが

安定した打球を打てるようです。

左手のグリップは、中指の第二関節を支点に小指球でグリップを押すようにコックをします。

同時に右腕の肘を屈曲していきますが、意識としては左手のほうが強いです。

その際、左腕の肘はなるべく伸ばしたままを意識します。

左腕の肘が曲がるとなぜかショットが不安定になります。

あと、大切なのがアドレス時の右手のグリップですが、

必ず、人差し指の腹の左側らへんをグリップに接触させておきます。

この接触がトップ完成時に大きな力をうみだすのと同時に

ここを離してしまうと、うまく芯をとらえずに不安定なショットになります。

そのくらい大事なポイントのようです。

今回 気付い事は3点で。

左手のコック(2点グリップによる)

右肘の屈曲

アドレス時からテークバック時右手人差し指の左腹をグリップに接触させておく

この3点を行うことで、アプローチショットからドライバーショットまで

少ない力で大きなパワーを産み出す事が可能になりました。

アプローチのようにドライバーを振っているのに軽々と220ヤードは飛んでいきます。

アプローチ感覚なので方向性も安定しています。

200ヤード先のフェアウェイの落としたい場所を狙うことも可能です。

今回の開眼は自分の中でもゴルフスイングのイメージを大きく変える画期的なものでした。

ただ、この感覚になるまで かなり打球数のアプローチを打ちこみました。

1ヤード、3ヤード、20ヤード、30ヤード、40ヤード

このくらいのアプローチを芯をとらえて高くやわらかい球が出るように意識して

狙っていきます。

もし根気のある方は試してみる価値があると思います。


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posted by ダウンブローゴルフ at 16:32 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月03日

テークバックで右肘を折り曲げる感覚

だいぶ更新に間が空いてしまいました。
ここ最近で一番の“気づき”は
なんといっても、テークバックにおける
始動時の右肘の感覚です。
この感覚を得てからというもの
打球のミート率がとても良くなりました。
ティーショットからアプローチまで
すべての番手においてこの感覚を
取り入れることでダフリトップなどのミスが減り
ショットの安定感が良くなりました。

さて、私が得たテークバック始動時の感覚とは

テークバック始動時に右腕(右肘)を手前(体側)に
引くように折り曲げる動作

この動作の感覚をつかむだけで、私の場合は
驚くほどスイングの感覚が良くなりました。

この感覚に気付いたのは、元々 1ヤード2ヤードでの
ウエッジショットが苦手で、そればかり練習していた時でした。

58度や56度のウエッジで20ヤード30ヤード先に
球を浮かせて落とすのは割りと簡単になってきましたが、
これがラウンド中は、グリーン奥のギリギリラフのような所に
ボールが落ちた際に、パターで打てばいいのに あえてウエッジで
浮かせて打ってみたい衝動にかられて、実際打ってみると
おもいきりトップしてグリーンの反対側を超えて花道の方まで
飛んでいってしまう。
そんな苦い経験があり、1ヤード2ヤードでも球をフワッと上げて
打てるような練習をしていた時のことでした。
1ヤード2ヤードのアプローチで軽く球をあげる場合、
テークバックの開始から手首のコックを右肘を曲げる動作だけで
シャフトをゆーっくりと上げる必要があります。
そうしないと少しクラブを上げただけでもかなり距離が出て
しまうからです。
その力加減をいろいろ試しているうちに、
右腕の肘を手前に少し引く動作を入れると
小さくてゆっくりの動作でもウエッジが
うまく振りぬける事に気がついたのです。
クラブヘッドの軌道上で球がフェースにのり
ボールが上がって、ヘッドが体の左側を抜けていく
打感も良く、打球音も気持ちの良い感じに打てます。

この感覚に味をしめ、アイアンの番手を上げて打ってみましたが
すべてにおいてこの感覚を活かすことができるようで
まさかと思っていたドライバーにおいても
まったく同じような感覚で振りきれるようになりました。
しかも曲がる気配がまったくしないのです。
軽い力で気持ちの良いくらい良い球が出ます。

この感覚を得てからは、ティーショットにおいても
アプローチと同じような感覚で打つことを覚えました。

それまでティーショットでは280ヤードを平均飛距離として
ご一緒していただける方に「飛びますね」なんて言っていただける
ことを嬉しく思ってしまったりしていましたが、
この感覚をおぼえてからは、
ティーショットをドライバーにおけるアプローチショットとして
考え、フェアウェイをグリーンに見立てて、あそこに
アプローチするぞ とイメージしながら打つのです。

軽く振っているのに200ヤードから220ヤードは飛んでくれて
さらに方向性も抜群なので、今までよりもスコアのまとまりが
抜群に良くなりました。

セカンドショットも長いアイアンでアプローチショットのイメージです。
ドライバーと同様に方向性が良く、ゴルフが簡単に感じるようになりました。

これもすべて右肘を手前に引き曲げる意識に気付いたおかげです。

ですので、最近の自分のゴルフは飛距離ではなく方向性を重視するスタイルに
変化してまいりました。
今までのように確立の力にまかせたショットではなく、
確立の高いミート率の高いショットで飛距離を出すのです。

ショートゲームにおけるアプローチも、ひいては距離のあるパットまでも
この感覚を活かせるので、
私が得たこの感覚は、まさに目からウロコのような開眼でした。
ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。
また気づきがあった際には更新致します。

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posted by ダウンブローゴルフ at 18:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月30日

右手グリップの真髄に開眼

先日から右手のグリップをディティールから見なおしている、

ベン・ホーガンの『モダンゴルフ』には、スィングにおいて

右手人差し指と親指が悪さをするとはっきりと書いてありました。

そこで、ベン・ホーガンも推奨する人差し指と親指をグリップから

離してスィングしてみるドリルや、人差し指と親指を

スィング動作に関与させない方法を1打1打考えながら練習してみました。

そこで気付いた事が目からウロコの開眼であったので

忘れないように自戒のために書いておきたいと思います。


まず、右手人差し指と親指をスィングに関与させることは、

初心者がショットを成功させるという目的においては

『モダンゴルフ』にもあるように良い結果をもたらすことはない

というふうに私自身も身を持って確信しました。

それがなぜそうなってしまうのか?

それについて私なりの解釈としては、

親指をシャフトの上に置き、トップでシャフトを乗せてしまったり

人差し指でシャフトひっかけて操作したりしてしまう動きは、

無意識的に右手に余計な力みをうんでしまい、

結果として脱力ができない状態になっているということ、

あとは、これから説明する正しいコックの方向とは違う

間違った方向へコックしてしまうという事で私自身は

一応今のところ頭で納得できたのではないかと思っています。

そして、今回の開眼における核心の部分ですが、


右手の親指と人差し指をスィングに関与させないことで、
正しい方向にコックができ、なおかつトップにおけるタメが生まれる。


言葉の選び方がこれで正しいのかどうかが自信がないところですが、

私が今回試してみて感じたことはこれに尽きると思います。

私が気付いた重要な事は、

右手親指と人差し指を使ってはいけないというのは、

間違いのない事実でした。

ただもっと重要な事だと感じたのが、

親指と人差し指の間の付け根で作るV字

これこそがベン・ホーガンが『モダンゴルフ』で重要と解く

右手グリップの真髄ではないかと感じたのです。

すなわち、コックの正しい方向は

このV字の中心に対してコックします。

コックの際はV字にすき間を作ることなほどよい圧力を加えることです。


そして、さらに気付いた大事な事ですが

グリップにおいては左手の親指を右手の生命線で

覆いかぶせるというのはグリップにおけるよく聞く基本ですが、

この、左手親指の先端がちょうど右手のV字の付け根で

はさむ? はさむという表現がなんとなく誤解を与えてしまいそうですが、

左手の親指を覆ってできた先端に右手のV字を作る、

そしてそれが正しいコックの方向になる。

これがうまくでき、正しいタメができた場合のスィングが

自分でも驚くくらい芯を捉えた効率の良い打球が繰り出されます。

ウエッジからウッドまですべてのクラブにおいてヘッドが走り芯を捉えます。

今までの不調がまるで嘘のように克服できました。

今回はグリップだけでこれだけ自分のスィング感覚が変わったので、

引き続き研究を重ねていきたいと感じた気づきでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また気づきがありましたら書かせていただきます。

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posted by ダウンブローゴルフ at 11:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする