というのも、58度や56度のウェッジでアプローチショットで良い音で高くやわらかい球が出る日は
ショートアイアンもロングアイアンもドライバーも、すべてのショットが調子良いからです。
そんなアプローチ漬けの日々の中で気付いた事は、高くやわらかい球を打つためには
左手のコックと、右腕の肘を折る動作でテークバックを行うことが私の感覚の中で必要な
事だということがわかってきました。
なんだ、アーリーコックか、それなら前から意識してるよと。
思われる方も多いかと思いますが、今回 私が気付いたのは、
左手コックと右肘の屈曲をほぼ同時に行うことと、
本当にそれ以外の腕を振ろうとする意識を一切捨てることです。
左手のコックを自分側に自然に折るのと、
右腕の肘の屈曲を自分側に自然に折る
たったこれだけでやわらく高い芯をとらえた打球がウエッジで打てます。
ただ、本当に気をつけなければいけない事は、
少しでも腕を振ろうという意識をもってしまうと、トップやダフリが発生してしまい
ボールをつかまえることはできないようになってしまいます。
コックと屈曲を自然に行うだけで、クラブが勝手にスイングの動作になります。
これはクラブの本来の性能のようなのです。
コックと屈曲だけでスイングが完成するわけがないじゃないかと
不思議に思う方もいると思いますが、
たったそれだけで、テークバックの半分以上が完成してしまうんです。
アプローチの時は手首と肘だけで、ハーフショットからフルショットの際は
左肩を入れていくことでパワーをコントロールできます。
フルショットの際はヘソの回転の意識で体を回してパワーをコントロールすることもできます。
とにかく、始動の際に左手コックと右腕の屈曲だけを意識する。
私の場合は、左手コックのほうを強めに意識してテークバックしたほうが
安定した打球を打てるようです。
左手のグリップは、中指の第二関節を支点に小指球でグリップを押すようにコックをします。
同時に右腕の肘を屈曲していきますが、意識としては左手のほうが強いです。
その際、左腕の肘はなるべく伸ばしたままを意識します。
左腕の肘が曲がるとなぜかショットが不安定になります。
あと、大切なのがアドレス時の右手のグリップですが、
必ず、人差し指の腹の左側らへんをグリップに接触させておきます。
この接触がトップ完成時に大きな力をうみだすのと同時に
ここを離してしまうと、うまく芯をとらえずに不安定なショットになります。
そのくらい大事なポイントのようです。
今回 気付い事は3点で。
左手のコック(2点グリップによる)
右肘の屈曲
アドレス時からテークバック時右手人差し指の左腹をグリップに接触させておく
この3点を行うことで、アプローチショットからドライバーショットまで
少ない力で大きなパワーを産み出す事が可能になりました。
アプローチのようにドライバーを振っているのに軽々と220ヤードは飛んでいきます。
アプローチ感覚なので方向性も安定しています。
200ヤード先のフェアウェイの落としたい場所を狙うことも可能です。
今回の開眼は自分の中でもゴルフスイングのイメージを大きく変える画期的なものでした。
ただ、この感覚になるまで かなり打球数のアプローチを打ちこみました。
1ヤード、3ヤード、20ヤード、30ヤード、40ヤード
このくらいのアプローチを芯をとらえて高くやわらかい球が出るように意識して
狙っていきます。
もし根気のある方は試してみる価値があると思います。
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